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肥満で歯周病が悪化するメカニズム発見 岡山大学

岡山大によると、肥満になると、タンパク質の生成を阻害する2種類の微小物質「マイクロRNA」が多く発現して歯周病を悪化させるとのことです。

  

今までも肥満になると、歯周病になりやすいことは分かっていましたが、今回はそのメカニズムが発見されました。

 

脂肪細胞から発現したとみられるマイクロRNAが、メッセンジャーRNAに悪影響を与え、歯肉や歯を支える骨のもととなるタンパク質の生成を阻害し、歯周病を悪化させているということです。

  

現在ラットでの研究段階で、人間に対してはこれからになるそうですが、他にも様々なメカニズムが発見されていますので、こういうニュースは簡単に患者さんにもその都度伝えていきたいところです。

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